一般に公正妥当と認められたいBLOG

すあま先生が興味があることを勝手に書き散らしてしていくブログ

読書(落語以外)

周りに媚びない人の眩しさ:『絶滅危惧種、講談師を生きる』(著:神田松之丞・杉江松恋)

連休で、特に予定が無いと読書が捗ります。 落語の本ばかり読んでいたのですが、違うジャンルにも手を伸ばしてみようとのことで、気になっていた講談師の神田松之丞さんの本を読んでみました。 松之丞さんがインタビューに答える形で、子供時代から演芸に興…

更なる可能性を感じる『いちのすけのまくら』(著:春風亭一之輔)

一之輔さんがこれまでに出してきた本は、散歩のレポートとか、落語の初心者に向けた解説本みたいな雰囲気の本が多かったので、いままであまり食指が動かなかったのですが、今回は落語に直接関係してきそうな本だったので買ってしまいました。 といっても真正…

『落語家の通信簿』(三遊亭円丈:著)はちょっと残念だった

あちこちの落語会でネタにされているため、ついつい買ってしまいました。こないだの会での柳家三三師匠いわく、2万部売れているそうです。 落語家の通信簿(祥伝社新書) posted with AZlink at 2014.1.6 三遊亭 円丈祥伝社売り上げランキング: 26680 Amazon.…

はじめて落語に行く人のために その3「代表的な古典落語」 兼読書感想文『落語こてんパン』『落語こてんコテン』by柳家喬太郎

前回までに落語の聞き方や基礎知識を紹介してきたわけですが、今度は第三弾として、落語の代表的な噺にはどんなものがあるか、書いてみようと思っていました。代表的なところで、「時そば」「まんじゅうこわい」「死神」なんかをあらすじを交えながら紹介し…

新書タイトル評

書店で見かけてむむむっと思ったので書いてみます。 なんとなく、本を売るために仕方が無いことなのかもしれないけれど、「なんだかなー」と思うタイトルが新書を中心に多いということ。 先週売り場でいろいろな本を手にとってみて気づきました。 具体的に違…