浅草5月上席は、柳家小三治師匠が夜の部のトリをとっています。
旭日小綬章を授与されたということ、落語協会会長勇退のニュースとがあり、
また小三治師匠の高座が聞きたくなって行ってきました。
行ってきました。
演目をツイートされている方がいたので引用させていただきます。
浅草演芸ホールで上席夜の部。こみち「悋気の独楽」 一琴「平林」 福治「堀の内」 扇遊「権助芝居」 川柳「パフィーde甲子園」 はん治「ぼやき酒屋」 権太楼「無精床」 中入り 白酒「ざるや」 市馬「のめる」 志ん輔「豊竹屋」 歌之介「お父さんのハンディー」 小三治「千早振る」
— T山 (@meatabcdef) 2014, 5月 1
上手最前列が空いていたのでホイホイ座ってしまいました。となりに、でてきた噺家全員の似顔絵を書いているおっさんがいましたが、どうもこの人は有名人で毎日のようにこの位置で似顔絵を書いているらしい・・。金あるなぁ。
最前列に座ったおかげで、噺家さんを間近に見上げる大迫力。
今までは真ん中ぐらいの位置が見やすくて首も疲れないしいいのかな、と思っていたのですが、
やはり落語は前にいけばいくほど、その世界に入り込むことができますね。
想像させる芸なので、余計なものが目に写り込まないほうがいいんでしょうかね?
トリの小三治師匠の「千早振る」は、生で初めて聴いたこともあってすごい感動しました。
近くでお顔を拝見すると、演じ分けてるときの顔の筋肉の緩急とかもわかって、いろいろな発見がありますね。
それ以外の噺家さんでは、歌之介師匠がよかったです。しゃべっているあいだじゅう笑いっぱなしでした。
どこかで聴いたことあるような話でも、あの言い方で言われると吹き出してしまうという、ものすごいしゃべり方と面白いオーラを持っていると思います。
小三治師匠と歌之介師匠、芸風としては真逆ですが(古典落語本格派と漫談ベース)、寄席に出る芸人に共通するあるべき姿を見た気がしています。