だいぶ遅ればせながら、ということになってしまいましたが、
本を音読した音声、いわゆる「オーディオブック」を配信するサービス
「Audible」を試してみました。
サービスの特徴をまとめると、こうなります。
- 月1,500円で、書籍の朗読音声が聞き放題(初月は無料)
- Amazonの子会社なので、Amazonのアカウントを持っていれば、支払い方法を登録する必要なし。
- スマホにAudibleのアプリをダウンロードして、そのアプリを使って聴く。ウォークマンアプリのように、スマホをスリープにしたままでも再生できるし、ロック画面上で再生停止等を操作することができる。
- それぞれのコンテンツごとに、一時停止した位置等を記録できる。
現在のラインナップはまだまだですが、小説やビジネス書の要約などは結構な数ダウンロードできます。
私も試しに使ってみましたが、なかなか快適です。
耳から聞くとあまり頭に残らないんじゃないかな、と思って言いましたが、全然そんなことはありませんでした。むしろ、要点をダイレクトに呼んでくれているので、記憶にはこっちのほうが定着しやすいのかも。
落語があるではないか・・・!
そして、カテゴリの中に落語・講談があります。落語は読み上げるものではないのですが、
これはありがたい。
そう言われてみれば、落語はどちかと言えば、音楽よりもオーディオブックのほうが性格が近いですよね。
音楽は途中でとめて、また途中から・・・っていうことはまずないけど、落語はありますものね。
そういう意味では、Audibleで落語があることは必然ともいえなくもないのかもしれない。
これが、手軽にAudibぇアプリ一本で、選んでダウンロードして、聴いてをできるというのは、かなり楽ちんです。
中身としては、先代金原亭馬生師匠の音声がかなり充実しています。
CD10枚分くらいあるんじゃないかな。これを全部聴くだけでも一ヶ月に1500円払う価値は十分になると思います。
そのほかの師匠方はCD5枚分程度で、下記の人達がそろっています。
・三遊亭円楽(先代)
・三遊亭歌武蔵
・柳家喬太郎(アナザーサイドの特殊な新作のみ)
・桂歌丸
・立川らく朝
特に喜多八師匠は、文七元結とか子別れのような大ネタから、「たけのこ」「目黒のさんま」とような軽いものまでそろっていて、まんべんなく楽しむことができます。
このへんの落語家さんが好きな人は、まずAudible始めたほうがいいと思います。
なんといっても初月は無料ですから。
それで、まだまだ聴き足りなかったら、継続するかを考えればいいと思います。
ぼくは、このサービスのおかげで馬生師匠に少しはまっています。
馬生師匠の音源はたっぷり用意されているので、無料期間内に聞き終わるかどうか・・・。
今後、増えていくのでしょうか。
ぜひぜひ版元との交渉をがんばっていただいて、落語を充実させて欲しいものです。
個人的には、一之輔師匠の音声があるといいなー。
なんか宣伝みたいになってしまいましたが、私からは以上です。